2007-04-14身長は20歳を過ぎても伸ばせるらしい
■ [FreeTalk][3][▲]さらば日本の年功序列システム、こんにちはコミュニケーションがフラットな世界

※4/16追記あり
ふと思ったこと。
日本の公教育では、中学校から制服を導入し、また先輩後輩システムによって人間関係に序列をつけることで、効率的な軍隊組織の雛形を作っているわけです。
(反論もあるでしょうが、間違いなく戦前から続く軍隊式システムの名残です あるいは戦国の世が終わり、平和ボケして儒教が流行った江戸時代からと言ってもいいかも)
日本経済が国内のみで完結している間は、これでもよかったのです。
極東の平和な島国として、成り立つことができていました。
(↓続き)
しかし、経済がグローバル化、つまり海外と取引が行われるようになると、それはつまり海外の企業との競争になるわけで、当然これまでより激しい淘汰圧がかかることになります。
国内需要オンリー、独占状態にある事業(出版とかマスコミとかインフラとか)に比べて、海外と競争している企業は、遥かに厳しい戦いが日常的に行われているのです。
※独占事業を行っている企業には、この競争の激しさは理解不能だと思います。
さらに複雑な事に、現代の貨幣システムは壮大な詐欺みたいなものらしいですね。なんせ、当量の金(Gold)と交換できない不換紙幣が通貨として普通に流通しているわけですから。
そのお金の価値とは一体何なのか、考えれば考えるほど、これが詐欺と搾取の塊であることがよくわかります。
さて、競争が激しさを増してくると、旧来の年功序列、先輩後輩システムが全く役に立たないどころか、むしろ競争の障害になることが徐々に明らかになってきます。
なにしろ、年齢順に役職をつけていくような温い事をやっていたら、マネージャークラスの能力差が出てしまい、海外の同業他社にあっという間に負けてしまったりするわけです。
周囲と比較して優秀な人間をどんどん厚遇しないと、世界相手では太刀打ちできません。
またそもそも、年齢によって序列をつけるシステムは、コミュニケーションに重大な障害を与える事が明らかです。
特に男性に比べてビジネス上の競争が薄く、頻繁に同性同士のコミュニケーションを取る女性達にとって、この先輩後輩システムは純粋に障害でしかないのです。
家庭という枠組みが大きな意味を持つ女性にとっては、ビジネスの世界の出世ピラミッドは全く無意味ですから。
(注意しなくてはいけないのは、女性がビジネスの世界に安心して安定進出できるようになったのは、人類の歴史のうちたかだかここ数十年の話だという点です。男性は、この点を非常に忘れがちです。生物としての特性上、女性はビジネスの世界では不利なのです。)
女性は先輩後輩システムの序列関係が生存の為のコミュニケーションに邪魔であることを本能的によく理解していて、その為お互いを「○○ちゃん」と呼ぶ事が多いです。多少の年齢差をこの呼称によって吸収して、互いにフラットな関係になろうとするのです。
男性のみなさん、これに気づいていましたか?
男性でも、特に年配の層で同様に「○○ちゃん」という呼称が使用されることがあります。
女性より序列システムの刷り込みが強いはずの男性においても、このように呼称によってフラットな関係を持とうとする意識が働くのです。
儒教の敗北は明らかです。
もう、先輩後輩、年功序列システムで勝てる時代では無いのです。
経済がグローバル化し、マネーの仕組みを各国が共通に持った時点で、世は戦国となったのです。
大半の日本人(特に男性)は中学校教育からの刷り込みがあるため、この序列システムを無意識に受け入れてしまい、またこのシステムに逆らおうとする人を集団から排除しようとしますが、そういうことをやっていると単純に勝てなくなるだけなのです。
勝てないからといって、それまでこのシステムの恩恵を受けていた人が、突然それを手放すなんていうことはありませんが、、、
既存の組織は、その仕組みを維持しようとする内部の人間の強い意向が働く為、ズルズルとシステムを引きずりながら進みます。
この時に、非効率な状態から歪みが発生するわけです。
そしてこの歪みを突いて、ベンチャー企業が台頭してくるのです。
日本の経済制度はアメリカと比較して、ベンチャーにとってあまり有利にはなっていない(≒相対的に大企業に有利)ようですが、それでも乗り越えてくる企業は少数ながらもあります。
フラットな組織は既存の日本企業が持つ歪みを解消した状態にあり、その為競争において相対的に有利な立場にあります。
もう1つ注意点。
コミュニケーションがフラットだからといって、立場がフラットになるわけでありません。
年功序列システムの時代と異なり、待遇にはより大きな差がつくことになります。
それこそ、スポーツにおけるスター選手と、スポーツチームの裏方さん程度の差は簡単につきます。つけないといけないのです。
日本企業の多くは、社内組織が小中学校の学級運営レベルというか、机を寄せ合って並べてお互いを監視するかのような仕組みを採用していると思いますが、これは同時に、集団内の全員が平等であるという意識をも生み出します。
(平等意識があるからこそ、雑用は若い奴らの仕事だということになるわけですよ(^^; )
しかし既に述べたように、コミュニケーションがフラット化した世界では、待遇に差がつきます。
というか才能を厚遇しないと、国際競争に勝てませんから。
つまりですね、片寄せあった座席配置を止めるのと同時にですね、昨日まで同じ給与体系だった貴方の隣の席の人が、急に賞与3倍とかそういうことになるわけです。
平等主義によって相対的に恩恵を受けていた、集団を構成する過半数の「並みレベルの人達」は、この待遇の激変を心理的に受け入れることができないでしょう。
でも、受け入れなければ生き残れません。
動物の世界を見れば、一部のオスが勝ち組になる一方で、大多数のオスが野垂れ死にするなんていうのは日常茶飯事ですよね。
人間の世界でも、再びこれが起こるのです。
その原因は、経済における国際競争と、現代の金融システム(不換紙幣)です。
現代の金融システムが、マネーの選択的集中を許容あるいは助長するような仕組みになっている為に、勝ち組・負け組みの発生と階層化・断絶は避けられないのです。
そして誰もが勝ち組になりたいために、株式投資や先物取引やオプション取引や外国為替取引や、その他の金融商品、不動産商品、もっといろいろな何かに余剰資金を突っ込んでいきます。
大事なのは、現代社会において決して避けられない競争がそこにあると感じ取ることです。
いくら平和や平等を叫んでも、生きるためには中東の石油が必要で、そして奪いにいこうとする人、おこぼれを貰おうとする人、阻止しようとする人などなど、世にも素敵な厳しい生存競争からは逃げられません。
まとめ
●20世紀
コミュニケーションに序列があり、待遇が(同じ階層において)フラットだった。
●21世紀
コミュニケーションがフラットになり、待遇に極端な個人差がつく。
21世紀の環境に対応するために
◆コミュニケーションがフラットな世界に自分の意識を対応させること。
◆待遇差を受け入れること。
◆人の心の隙と組織の歪みに、自分と自分の所属する組織の勝機を見出すこと。
こうやって自分を書き換えることで、新しい世界を勝ち抜けるようになりますよ。
きっと、多分。。
追記:↓トラバ先の記事もご覧下さい。
重ねて重要なのは「21世紀のグローバル経済戦争に勝つ為に、自分のいる組織のコミュニケーションをフラットにする必要がある」ということです。
だって、社内で出世競争して勝ち負けを作り出して、何かメリットあるのですか?
重要なのは、組織として勝つことではないのですか?
企業内においては、トップを含めた経営陣が勝ち組として既に固定されています。それ以外の人間はどうあがいても、支配される側なのです。
支配される側の人間同士を社内で競わせて無駄に消耗させることに、何のメリットがあるのかわかりません。
組織としてのアウトプットを最大化するには、従業員全員のモチベーションを限界まで高める必要があるはずで、その為に有効な事は何か?
と考えるのが、一番生産的と言えるのではないでしょうか。
(そしてこれは、キャリアの複線化システムへと繋がります)
また、hamastaやこのblogを読んでいる中の誰かのように「支配される側」の人は、自分のいる組織が「フラットなコミュニケーション」の方向を目指しているのか、よくよく見極めてみる必要があります。
情報の流通速度と帯域とネットワークの分岐数を最大限に増やすには、人間同士のコミュニケーションをフラットにしていくしか方法が無いからです。
だから、今自分のいる組織がその方向を向いていないのだとしたら、ドッグイヤーと言われるIT業界の時間の流れに取り残されている危険性があります。
組織として勝つ為に、フラットを指向するのです。
組織として勝つことが、その中の個々人にとって、大きなメリットをもたらすのです。
個々人が始めから自分の利益を最大化するように行動してしまっては、組織として勝てません。
(このあたりの話はまた今度)
hamastaは中学生の頃から年齢による序列システムが非効率だと感じていたのですが、インターネットに出会ってそれが本当だと確信しました。
そして今まさに、時代はフラット指向になりつつあります。
ネットをいち早く武器として利用している人達は、みな本能的にフラットなコミュニケーションを心得ています。
あたなには、このコミュニケーションの流れが見えていますか?
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あの発展力は、さまざまな敬称がある他の歴史ある国とのフラットさの違いなんだろうか。
歳を取ったら尊敬されたいと思うのは、普遍的な感覚なのかもしれません。
しかしそれを序列システムに組み入れてしまうと、ブレーキが、、、
日本のお笑い業界は1日でも先に入った人を絶対的な先輩として扱う強い序列文化があります。
これが今でも維持されてる理由は「面白さで序列をつけると、めちゃくちゃ荒んでしまう」ということらしいです。
若い新人のお笑いがすごい面白いからといって、その面白い芸人が、古株の売れなくなったお笑い芸人をゴミのように扱い、礼儀や秩序がまったく維持できなくなるとか。
アメリカの個人の権利を主張する裁判件数の多さは世界的に異常ですが、良くも悪くもあのカオスっぷりが大国としてのエネルギーなのかもしれません。
もうちょっと、、何かバランスのいい国というのもありそうですけどね。
日本は世界的には好感度人気No1の国です。
最先端と古い歴史の融合。
ほぼ単一民族の島国で世界2位の実力。
どこの国もたくさんの問題を抱えてますが、やはり比較すれば日本はいい国です。
今後、フィンランドやブータンなど、聞こえてくる話では日本よりバランスの取れた国が、大国へと成長することもあるかもしれませんね。
所得倍増計画から国債という禁断の実をまたかじってしまった日本。
3度目の徳政令はいつの日か。。
僕らが生きてる間に、日本はもう一度生まれ変わる激動に巻き込まれるかもしれません。
そのときはもうお金も通用しないですから、のりきれるだけの知恵と実力をつけておきたいですね。英語とか、資産移動とかも含めて。
これは多分、最初に下っ端扱いされた場合の反動なのでしょう。年次が後だから下っ端という接し方をしていれば、「人気で逆転したときにやり返してやる」と思うのも無理ないです。
そういえば、囲碁や将棋は「段」で序列がつけられ、一度上がったらもう下がりません。
一方チェスではレーティングという、点数が試合結果によって上下する仕組みです。
一度儒教方面に文化が傾斜してしまったため、「序列が変化する」という仕組みを受け入れ難いのでしょうか。。
うーん、なんだか年功序列から成果主義にシフトしつつある企業が内部で抱えるジレンマと同じ問題に見えてきた。。
評価システムが急に転換すると、転換点の直撃を受けた世代は上下からの板ばさみでモロに不幸が重なりますから。